今日で夏時間が終わり、時計の針が1時間戻されました。
ここしばらく、日の出もすっかり遅くなり、どう考えても
夏時間は無理があるのでは?と思っていた所なので、
ようやく落ち着く形になった気分です。
夏時間が終わったということは、すなわち暗くて長い冬が
始まるということ。
もっともカレンダー上の夏が終わった時に、バサッと
音をたてて頁をめくるかのように、一気に冬に向かうここ
英国。あ、葉が色づいた、と気付いたすぐ後にすぐさま
落ち葉の絨毯となり、朝薄暗がりの中でひんやりとした
冷たく湿った空気が感じられるように。
紅葉を楽しむも何もありません。梅雨が無い分バーターだ、
と言い聞かせつつ、日本の秋の幻影を頭の中から追いやります。
とにかく。
正真正銘、冬が始まっていく中、人は皆一斉にクリスマスに
向かって突進していく訳です。
色々な思いも懐にぐいっと押し込めて、やっぱり変わらず
今年もクリスマス準備にいそしむ。毎年クリスマスショッピング
への批判があがりますが、ヨーロッパの冬の暗く長いことを思えば、
いたしかたない、先人の知恵だ、と納得せざるを得ません。
夫がヨーロッパ人ではあるものの、この手のクリスマス狂騒に
とんと縁の無い我家。周りに親戚がいる訳でもないし。
長くて暗い冬を乗り越えるために、ここは一つ、年末年始の
日本式行事をやってみよようか、と思うこともあるけれど、
結局私一人が大変で、それほど皆の心に染み込むとも思えず
あきらめます。
せめてできるなら、晴れの日が少しでも多い冬でありますように、
と思わず祈ってしまいます。
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